事業仕分けに対する声明を発表していましたが、
ここにきて急に見直しの声が高まってきました。
率直な感想、
見直されて削減額が減ったら嬉しいです。
ただ、戻ったからといって
戻った分だけどこかに吸収され、
末端の一研究者まで研究費が渡らないのであれば、
それはそれで何だったんだと思ってしまいます。
今の予算枠でさえ、研究費をもらうのは
相当難しいことです。
まだ若手は「若手研究者育成のための基金」
みたいな枠があるのでもらいやすいですが、
若手を過ぎた中堅クラスの研究者になると、
一気にもらえなくなるようです。
研究費(巨額の)をもらえるのは、
一部の偉い先生方のみ。
・・・この体制を変えない限り
仕分け事業がどうにかなろうとも
研究者は海外へ出て行く一方なんだろうなと
思うのでした。
あと、これ関連の話が取り上げられるようになったのは、
スパコンの「2番じゃだめなんですか」からですが、
2番じゃあ科学の世界では意味ないんですよね。
研究成果なんて、初めて出した人がいわゆる「勝者」であり、
あとは「敗者」。
どれだけすばらしい結果だとしても、
価値はぐっと下がってしまいます。
新しい研究結果を一番に発表することで、
初めて「成果」「業績」として認められます。
だから1番にならなきゃいけないんです。
それも世界で。
・・・ものの「かたち」みたいなものではなく、
目に見えない「知的財産」に投資する、
ってのは、やはり世間的には
理解されがたいものなのかなあ。
今回の話題は、Nature でも取り上げられました。
これを読んだ世界中の研究者がどういう感想を抱くのか
この世界の人間としては聞いてみたいですね。

